今回の内容は、
インフルエンザが
これほどまでに流行を繰り返し
脅威になっている理由。

その鍵となっている「変異」

その仕組み(メカニズム)について
いろいろまとめてみました。

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毎年恒例のー
なんて言ったら、

罰が当たりそうなほどに

デメリットな話題を
提供してくれちゃっている
インフルエンザウイルス。

マンネリとはよく言ったモノで

ウイルスの世界でも
生き残る為に変化を繰り返し
淘汰されないように
一生懸命なようでございます。

インフルエンザはなぜ変異する?

まず、
インフルエンザウイルスには
A型、B型、C型とありますが、

変異しやすいのはA型で、
「季節性インフルエンザ」や
「新型インフルエンザ」の
ほとんどはA型の事を指しています。

なのでこれからは
A型インフルエンザの事で
話を進めていきます。

さて、

インフルエンザウイルスは
「RNA」という
遺伝子構造なのだそうですが、
(人間でいう所のDNA)

なんでもこのRNAというのは
間違ったコピーが
発生しやすい構造なのだそうで、

その間違ったコピーが出た時に
「変異した」となります。

そして、

インフルエンザウイルスが
「変異」するのは

ざっくりと言えば、
「タンパク質の
組み合わせが変わるから」

なのだそうです。

インフルエンザには
表面に2種類のたんぱく質があり、
「HA」と呼ばれるモノが16種類
「NA」と呼ばれるモノが9種類

それぞれあるようです。

そしてそのHAとNAの
組み合わせが「亜型」
と呼ばれています。

良く聞く「香港型」は
「H3N2」の組み合わせ
「ソ連型」は「H1N1」の
組み合わせです。

しかし、

その同じ亜型の中ですら、
同じ組み合わせだったとしても
微妙に違うコピーが発生するので、

それがインフルエンザに
何度も感染してしまう理由です。

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仕組み(メカニズム)

という事で
遺伝子レベルで変異しやすく、
そしてまた、

タンパク質のHAとNAが
16種類と9種類ありますから、

単純に計算しても、
144通りの組み合わせ(種類・亜型)が
インフルエンザには存在し、

その組み合わせの中ですら
微妙に変化してくるので
もうほぼ無限大に違う亜型が
存在していまします。

そしてどのような仕組みで
それらが変わるのか?というと、

メカニズムには2つあり、

1つは先ほどちらっと言った
「コピーミスによる変異」

ウイルスが体内に入った時、

その動物の細胞の中に侵入し、
その細胞本来の複製情報を
自らのウイルスを複製する情報に
書き換える事で増殖していくのですが、

その情報を書き換える時に

傷が入ったりなど、
何らかの影響によって
情報伝達ミス的な事が生じ、

そのまま複製されたウイルスが
「変異型」となって複製され、
その変異した状態のウイルスが
次から増殖していく

というパターンで、

この仕組みは主に、
「連続抗原変異(小変異)」と
呼ばれています。

ちっちゃな変化ですから、

パンを焼きすぎて
焦げちゃったぐらいの感じ?

そして2つ目の、

インフルエンザウイルスが
変異するメカニズムとしては、
「複数のウィルスの
混ぜ合わせによる変異」

A型インフルエンザは
人間だけでなく、
鳥や豚にも感染します。

いわゆる「鳥インフルエンザ」や
「豚インフルエンザ」も
実はインフルエンザA型に
分類されるようです。

でも、

人間の体内に、
鳥や豚に悪影響を及ぼす
ウイルスが入ったとしても、

本来であれば
人間は何も症状が表れません。

しかし、

鳥や豚に影響を及ぼす
インフルエンザウイルスが
人間に影響を及ぼす
インフルエンザウイルスと
混ざった時に変異する事があり、

それがいわゆる
「新型インフルエンザ」となって

人から人へと大流行する事があります。

この仕組みは主に
「不連続抗原変異(大変異)」
っと言われています。

かくいう通り、

2009年に発生した
「新型インフルエンザ」は
ブタ由来とされていて、

豚の体内で変異したウイルスが

人間にまで影響を与える
ウイルスに変異してしまっていた。

っという感じです。

A型ウイルスはこのように、
人だけではなくて、鳥や豚など、
主にほ乳類に感染するので、

遺伝子の異なる同士の
動物間を巡り巡る事ができ、
変異する可能性も
それだけ大きくなります。

まとめ

A型インフルエンザは
その遺伝子の構造の性質と、

人だけではなく、
鳥や豚など幅広い動物に
感染する事もあり、

非常に変異しやすい
「要素」と「環境」が揃っている
と言えますよね。

そして、

インフルエンザウイルスが
変異するメカニズムとしては、

「コピーミス」か
「ドッキング」かの
2つが仕組みとしてあります。

みたいな感じでした。

では、
最後までご覧いただき、
ありがとうございました。